トーノZEROのアニメ感想です。
今日のワンピースの感想。
サブタイトル §
「ありがとうメリー!雪に煙る別れの海」
あらすじ §
ルフィ達は、ガレーラの船と合流します。
ゴーイングメリー号は船体が割れます。
実は、アイスバーグがゴーイングメリー号の声を聞き、それを修理したことが明らかになります。
そして、船はアクアラグナに乗ってルフィ達のところへ行ったのでした。
ルフィは、ゴーイングメリー号を火葬にします。
感想 §
船というのは、単なる道具、乗り物ではなく、船乗りからは特別な存在になることがあります。
実際、船は女性であるかのように言葉の上で扱われることも珍しくありません。船を示す代名詞はitではなくsheなのです。
しかし、ゴーイングメリー号の声は女性というよりは少年のイメージです。
おそらく、ルフィ達と一緒に冒険する少年達の仲間の一人……という感覚の存在だったのでしょう。
それにしても、ここまで丁寧に船の死を描くのは、非常に珍しいと思います。船が主役であったはずの宇宙戦艦ヤマト完結編ですら、ヤマトの死はここまで丁寧に描いていなかったように記憶します。
特に泣かせるのは、やはりゴーイングメリー号を火葬にするというやり方でしょう。
水の上に浮かぶ船も、船火事が存在する以上、火を付ければ燃えます。
そうやって、燃やすことでいろいろな意味での心の決着が付くというものでしょう。
今回の一言 §
みんな泣いているときに、一人涙を見せなかったゾロ、表情そのものを隠していたサンジ。二人とも、本物の男ですね。